
本ロゴデザインは、設計・デザインを手がける建築スタジオ「建築工房 手ごころ」様よりご依頼をいただきました。
ロゴ制作にあたっては、すでに明確なイメージをお持ちであった一方、ロゴの構成や表記方法については慎重に検討を重ねられており、その思考の過程に寄り添いながらデザインを進めています。
特に、ロゴを分離型にするか一体型にするか、日本語表記と英語表記をどのように使い分けるかについては、長く悩まれていたポイントでした。
検討を重ねた結果、ロゴは一体型とし、「ARCHITECT STUDIO TEGOKORO」という英語表記を組み込む構成を採用しています。
一方で、ロゴの横や下には会社名を「建築工房 手ごころ」と日本語で表記することで、意味の伝わりやすさと使い勝手の両立を図りました。
デザインのトーンは、建築スタジオとしての佇まいを大切にし、スタイリッシュでクールな印象を軸に設計しています。
「木のぬくもり」については、木目などの素材表現を直接的に用いるのではなく、構造やモチーフの選び方によって、自然素材を扱う建築の姿勢が静かに伝わるよう配慮しました。
シンボルマークには、住まいを象徴する屋根のフォルムを取り入れ、建築の本質である「守る」「包む」という役割を抽象的に表現しています。
ラインは細く抑え、過度な装飾を避けることで、センスある建築会社らしい洗練された雰囲気を感じさせる構成としました。
動物モチーフについては、建築会社としての印象が弱まってしまう可能性も踏まえ、当初は慎重に検討が進められました。
そのうえで最終的には、オーナー様が犬好きであることから、主張し過ぎない範囲で“遊び心”として肉球のモチーフをさりげなく取り入れる判断となっています。
建築の世界観を損なうことなく、人柄や手仕事の温度感を感じられる要素として、全体のバランスを見ながら配置しています。
ロゴマークとロゴタイプは一体として成立しながら、名刺や資料、Webなどさまざまな媒体での展開を想定し、日本語表記と英語表記を適切に使い分けられる構成としました。
建築工房としての確かな技術と、住まいづくりに向き合う誠実な姿勢、そしてオーナー様の人となりが静かににじむロゴデザインが完成しました。

– ご依頼主様の声( 建築工房てごころ様 )–
今回、法人のロゴデザインを依頼させていただきました。
はじめての事で分からない事だらけでしたが、 丁寧な説明や提案、分かりやすい制作プロセスのおかげで、思い入れの強いロゴが出来上がりました。
提案していただいたロゴデザインはどれも完成度の高い物で、 6人のスタッフが全員違うデザインをお気に入りに選ぶ事に。1つに絞るのがもったいないぐらいでした。
この度は、本当にありがとうございました。
大満足のロゴデザイン・制作サービスでした。